哲学「塔組みは木のくせ組み、人の心組み」
古より伝わる宮大工の口伝に、「塔組みは木のくせ組み、人の心組み」という言葉がございます。
信頼される技術をしっかりと社内に積み重ねていくこと、それと等しく大切なことに、「住まい手」であるお客様の思いを丁寧に汲んでいくことが家づくりの基本であると思います。
「家づくり」と一言にいっても、実際のつくり手がお客様の情熱や思いを理解していなければ、成し遂げられるものではありません。お客様とのコミュニケーションをすべての基本とする、百武建設の信頼と技術を手にしてください。
素材「将来を考えた素材選び」
良い材料というものは、基本となる強度や機能をいつまでも備えておきながら、使用や時間による影響を受けて表情を変えながらも、味わい深いものとして人と接してくれます。ただし、材料には一長一短がありますので、いつでも「高級な材料=最適な材料」というわけではありません。百武建設の得意としております温かみのある家づくりを可能にしているのが、独自のルートで調達する上質な木材です。
たとえば床材や壁材。一般的に使用される木材の厚みは12~15mmかもしれませんが、百武建設ではお客様のご要望に応え、21mm~30mmの床材や壁材をご用意いたしております。そのため経年使用後も床が波うつことなく、ご家族の生活をしっかりとお守りしているのです。木材に限らず、鉄やコンクリートなどの構造材から外壁、ガラス、壁紙やサッシなどの内外装材、キッチンやバスルームなどに使用する設備機器、照明等にいたるまで、価格と性能品質を常に意識した丁寧な素材提案を行っています。
技術「技術は内部に蓄えるもの」
世の中に一軒として同じ場所に建つ家はございませんし、同じ家族が住む家は、通常の場合一つだけです。
お客様だけの暮らしを、二つとないその土地で可能にするためには、住まいの機能や安全性、デザインや拡張性など、数えきれないほどの技術を組み合わせていかなければなりません。 大切なそれらの技術を守り育てるため、百武建設では、「社員が施工する」体制を採っております。よくある、現場の大工さんに任せっきりということがありません。
毎日現場に赴いて作業をしているため、工程管理や安全確認はもとより、使用材料の検品から施工手順の検討、施工箇所の確認作業まで、電気や設備などすべての作業について統括的に管理をしています。一日の作業が終了すると、新しい技術や知恵はそれぞれの社員が持ち帰り、ミーティングを行います。
問題点などの解決事項もこのミーティングで検討されて、翌日には作業に反映されます。
よく「家は大工さん次第」といわれますが、大切な家づくりを、くじ引きみたいに言ってほしくないのです。
保証「安全性が求められる日本の家」
日本には四季の変化があり、降雨や降雪、台風、地震など、独特の自然環境がありますが、そのような変化と直接向き合い、皆さまの生活をお守りしているのが、お客様が愛すべき「家」なのです。
そのため日本の木造建築は古い歴史の中で特別な技術の高さを有してきましたが、現在ではその技術がある特定の建物や利用者だけのものになりつつあります。以前より建築に関するいくつもの事件がおこり、建物の安全性に関する注目度は高まっているものの、混迷する経済の中で、「家」に関しての安全性は軽んじられているままのように見えます。
百武建設は、伝統の知恵と技術を受け継ぎながら、現代の新しい工法をいち早く取り入れ、建物の安全性を確認しています。
また私たちは、竣工お引渡しの日から、お客様との本当のお付き合いが始まると思っています。
お客様とご家族が快適に過ごされているか、一緒におつくりした家がどのような成長をみせているか、とても気になるのです。定期点検はもちろんですが、何十年後もお訪ねして、家について、暮らしについて、温かい話ができるような作品をご提供したいと思います。です。
トレンド「大切なデザイン」
「家は一生に一度のお買い物」とは使い古された言葉ですが、間違いではありません。
とくにお客様が大きな期待を抱かれている点のひとつに、意匠(デザイン)面があります。
本当に長年大切にされてきた趣味や趣向、古くから世間に愛されてきた名建築・名インテリアへの憧れ、テレビや雑誌などで入手する流行的な要素のなかにも、お客様の何気ない一言の中にも、大切な事柄は含まれているものです。
百武建設は、お客様の好みに対して、プロの視点から忠実であるように務めています。
丁寧なヒアリングから、設計図やデザイン計画をおこしていきます。
デザイン性と機能性が明らかにぶつかるときには、たくさんお話を聞かせてください。
諦めることなく、お客様にとっての優しい家づくりをしていきたいと願っています。